マーケティング

vol.1 SEX in the CITY

初めまして、さっつんです。今日から時々週末モデルMAGでコラムを書かせていただくことになりました。この「SEX in the CITY」は、アラサー女子なら知っているであろうアメリカの人気海外ドラマ、「SEX and the CITY」からきています。主人公のキャリー・ブラッドショーはNYで有名なセックスコラムニストですが、ここでのさっつんはセックスと東京についてのコラムを書くわけではありません。
タイトルのSEXには「性別」という意味で、今の日本の社会における女性にフォーカスしたテーマを、ここ東京から発信していきたいと思っています。SEX and the CITYのキャリーのように女性目線で、彼女ほど語れる経験はありませんが等身大で。おそらく元々敬語が喋りにくくて嫌いなので、言葉遣いもゆとり世代らしく乱れてくることでしょう。深刻なテーマに言及して反感をかうこともあるでしょう。でも私は今後もこのスタイルを変えていく気はありません。迷惑なほど頑固な女だからね!

さてさて、それでは何をそんなに頑なに伝えたいのかお話しします。それは私が大学進学で上京したころの話に遡ります。大学2年生の時ジェンダー論という科目をとっていたことをきっかけに世界中の女性差別について触れたのですが、日本では男女平等社会が促進しており、「あなたたちが社会に出る頃は、女性が活躍できるような社会に変わっている」という話でした。

ところが、いざ社会に出て見てみると現実は全然違いました。表面上は女性の必要性をうたっていながら、女性の管理職はゼロで大事な決定は全て男性社員が握っている。酔っ払ってセクハラする人もいました。女性は愛嬌という意識が組織に根付いており、ゴミ集めは年数に関係なく女性社員たちが行なう。女性社員に雑用を回したり、言葉の節々に男尊女卑な表現が現れる男性社員がまだたくさんいました。そしていつしか女性側もそんな社会を諦めて口を閉ざしてしまっていました。私に限らず社会で大なり小なり同じような扱いを受け悔しい思いをした女性はたくさんいると思います。

今日の日本の社会で、私たち女性は不当な扱いを受けたら「セクハラです!」「マタハラです!」と声をあげて被害者であることを訴えることができます。これは先代の働く女性たちが、今よりもっと劣悪な環境で、女性としての尊厳を持ち続け、働く女性の立場を確立してきたからだと思っています。その恩恵を受けて、私はこうして堂々と社会に向けて女性目線のコラムを書けるのです。そして私たちにできることは、先代の女性たちが築きあげたこの社会を、若い世代に継承していくことだと思います。もっと女性が働きやすい社会を作ることが、私の使命だと思っています。このコラムを通して日本の女性たちが社会に対して問題意識を持ってくれたらいいな。そんな気持ちを、ここ、東京から発信していきます。

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