キャスティング
美肌アプリに頼らない! プロのカメラマンに聞く、スマホで簡単プロフィール写真の撮り方(後編)
2018.11.21
前回に引き続き、女性を美しく撮る専門家、カメラマンの佐野円香さんにお聞きした、上手なプロフィール写真(宣材写真)の撮り方を、さっつんが実践していきます。
前編を読んでない方はコチラを先にご覧ください。
光でほうれい線を消して-5歳肌に
レフ板を使い下から顔に光を集めることで、顎下や鼻下の影を和らげ、全体的な印象を明るく見せることができます。
さらに、ほうれい線が目立ちにくくなり、肌年齢を若く見せる、女性にとって嬉しい効果が!このレフ板、実は様々な物で代用ができますので、椅子に座って膝の上に以下に挙げた物を乗せ、窓からの自然光を顔に当てるようにしましょう。

・白いテーブル
・白い発砲スチロール
・白いノート
・雑誌の白いページ
・白いハンカチ
・アルミホイルの裏面
免許証写真などの撮影時にも使える技ですので、知っておいて損はありません。白いハンカチなら持ち運びも便利ですね!
カメラを固定してセルフタイマーで撮影
カメラは目の高さに添えて、撮影します。カメラの場所を固定して、顔を左右に少しふったり、体を少し傾けたりして、ベストな位置を探しましょう。
カメラを持つ腕が写り込んで自撮り感が出ている写真は、他の応募モデルと比べた時、写真に対する信頼度が下がってしまいます。
それではもったいないので、セルフタイマーを使うか、可能であれば他の人に撮影を頼むのがベターです。
【NG】セルフだと腕が下がりがちですが、下からだと人物に威圧感が出てしまうので注意。

レタッチ
プロは撮影した写真をレタッチします。
しかし、これは肌を加工したりするのではなく、明度を上げる作業になります。
注意してほしいのは、肌を健康的に見せるために少し血色を足したりする程度に留め、やり過ぎないこと。バストアップなら、写真の3分の2が顔になるように、全身なら、何頭身かがわかるようにトリミングしたら完成!
Before

After

【使用アプリ】VSCO フィルター加工を使わず編集ツールのみでレタッチを行う。
【今回の設定】色温度+0,4 露出+1,5 コントラスト+0,6 彩度+0,8

プロフィール写真は第一印象を決める大事な写真です。最高の一枚を撮影しましょう!もしプロにお願いしたい場合は、週末モデルポイント10000Pで撮影もできますので、お気軽にお問い合わせください!
カメラマン 佐野円香さん

15歳より独学で写真を始める。
2008年 アシスタントを経てフリーランスとして独立
2010年 【STUDIO VOICE別冊 JAPANESE PHOTOGRAPHERS100】に掲載される。同年、朝日新聞 に女性写真家として紹介。
2012年 pu’u設立、フォトブック【アニマルガールズ】企画・撮影
2013年 第61回朝日広告賞グランプリ受賞
2016年 BSテレビ”ラジオな二人”トークゲスト出演、関西テレビ”村上マヨネーズ”出演
▼連載中企画
徳間書店アイドルカルチャー誌【OVERTURE】“OVERGIRL”
集英社【週刊プレイボーイ】“週末モデル”
㈱シンコーミュージック【WOOFIN’】“ウィズマイガール”
スニーカーキュレーションサイト【SNEAKER HEROS】”さのスニーカー’s”
ライフスタイルwebマガジン【DIYer(s)】“工具 みーつ ガール。”
自主連載 【季節の果実】
詳細はこちらをご覧ください。


